
素足に触れることの多い床材は、素材の感触が決め手となります。床に座る生活か、椅子に座る生活かといったライフスタイルによっても適した床材は違ってきます。 さらに汚れやすく、消耗が激しい場所なので、掃除のしやすさや耐久性にも優れていることが必要です。
主な種類と特徴
(1)カーペット
足触りが柔らかく、 保温性や吸音性に優れています。さらに装飾性も高く、住宅の床仕上げの素材として最適です。テクスチャーでは、 織り込んだパイルをカットしたタイプ、パイルがループ状のタイプ、平織りやフエルト調のフラットタイプに大別できます。
手織りの緞通が最も高級ですが、織り方や毛足の長さ、 色柄や感触など、高級感のあるものから実用的なものまで揃っていますので、 部屋の用途や雰囲気に合わせて選びましょう。材質としては、ウール(毛)と合成繊維が主流です。
- ウール(毛)は、 保温性・防火性がよく発色も優れています。
- ナイロン、アクリルなどの合成繊維は、防カビや防虫性に優れています。
(2)タイルカーペット
50cm角のタイルカーペットが住宅用として普及しています。敷く場所をよく確かめて製品を選ぶことが大切です。
(3)クッションフロア
一般住宅での水回りに適した床材です。たくさんの図柄から、その場所にマッチした製品を選ぶことが出来ます。
(4)畳
夏は湿度を吸収し、冬は排出することで快適な空間を保ちます。また、畳は部屋の二酸化窒素を吸収する効果があるとも言われています。畳の大まかな構造は、「畳表」「畳床」「畳縁」からなっています。但し、中には「縁なし」のものもあります。
- 畳表は、麻経糸表か綿経糸表と呼ばれるものが一般的ですが、編んでいる経糸の品質が異なるだけで、見た目はほとんど変わりません。
- 畳床は、ワラ床(乾燥した稲ワラのみを使用したもの)、サンド床(発砲ポリスチレンフォームを乾燥した稲ワラで上下をサンドしたもの)などに分類されます。
(5)フローリング
フローリングの魅力は、自然素材の質感です。材質や色など様々なものがありますので、好みに合わせて選びましょう。 耐水性や耐久性を高める加工を施したものや、床暖房を使用する箇所には専用のフローリングを用います。
- 単層フローリング・・・原板から加工した無垢板を使用したもの。
- 複合フローリング・・・合板を台板として表面に天然木化粧単板または、特殊加工(印刷)化粧紙などを貼り合わせたもの。
▲このページのトップへ戻る
|